視界不良だけは無い降雪による離発着の遅れの原因は?

翼に積もった雪が離陸には厄介な物です。

旅行で雪国の空港から出発する方、向かう方、飛行機は雪には意外に弱いのです。 北国の離発着の際の遅れは大きく分けて「雪による視界不良」「風による離発着不可」と「除雪作業」が原因となります。飛行機の離陸に雪は大敵です。先ず滑走路上の雪は離陸の際に妨げになります。飛行機のタイヤは夏冬全く同じ物を使うので、滑走路上の雪は完全に除去作業しなければいけません。そして、翼に積もった雪や氷は離陸の際に上昇する力である、「揚力」を翼から得る事が出来なくなり、安全運航の大きな妨げになるので、翼に融雪剤を撒き雪を溶かします。しかし、作業後も降雪があり、離陸の順番待ちで「薬剤の効果切れ」で再作業になりダイヤの遅延が発生してきます。

風も離発着の遅れの要因。

大雪の遅延理由には風による遅延もあります。これは正確には「横風」が原因です。飛行機は離発着の際横風に弱く、大雪の際強風が吹けば離発着が出来なくなります。空港によっては横風専用の滑走路を持っている空港もありますが、それ以外の空港では離発着が出来ません。この様に飛行機は様々な要因で離発着が出来なくなります。しかし欠航や遅延は飛行機の安全運航に支障があるので欠航、遅延するのです。 過去には翼に積もった雪や横風によりバランスを崩して事故になったケースもあり、それらの経験から、無理に航空機の離発着を行わない様になっているのです。楽しい旅行で飛行機の欠航や遅延では落胆しますが、安全が保たれたとポジティブに考えて旅を続けたいですね。