ケース

基本的に静音に向いているケースは頑丈で重たく、大きなケースです。
またなるべく熱を逃がしやすいもの。つまり空気の流れの良いものです 。

ケースがヤワだとファンやHDDが共振して騒音の原因になります。
アルミケースはスチールに比べて共振しやすく、防音にも向いていないので静音には向いていません。

アルミのケースは冷却の役割がありそうに見えますが、実際スチールとほぼ差はありません。
ケースに熱を逃がすような構造なら別ですが。

そして小さなケースより大きなケースの方が内部容量が大きいため、熱を拡散でき有利です。
最近流行の小型キューブ型ケースはかなり熱的に厳しいので、結果的にファン頼ることになり、うるさくなってしまいます。

また密閉されたケースより、適度に穴の開いたケースの方が良いでしょう。
開放部が大きいと内部の音を漏らしてしまいそうですが、内部の空気の流れが悪いと熱が溜まるので、
その分ファンを増設するか高回転で回すしかないので逆効果になります。
開きすぎていてもなんですが、空気の流れが悪そうなケースは避けましょう。

そういった意味で一番良いのがサーバケースです。
大きく頑丈で冷却についても考えて作っているため、静音には向いています。
努力しだいで小さなケースでも静音化できますが、それなりに知識と技術が必要になります。

静かなケース

今まで私が使った中でケースではENERMAXのCS-710、JustyCI5919IVが静かでした。

CS-710です。その辺のミドルケースと比べてもかなり大きな筐体です。
完全にサーバ向けのケースですね。前面にスリットがあり空流も良いです。
筐体の剛性も高く共振は皆無です。また前面の蓋がCDドライブの音を和らげてくれます。
ただし、前面のスリットの真後ろにHDDを設置する事になりますので、HDDの音漏れは結構します。
私はスマドラにHDDを入れて床置きにしていました。
CS-710は基本的にOwlteckOWL-602WS-Dと同じです。
3.5インチベイが一個少ないのとファンが減ってるだけです。
両方とももう売ってないかな?

ケースは見た目の問題もありますし、ある程度好みで選んで良いと思います。
ただし、鉄板が薄いのなら補強するなどでなんとかなりますが、空流の悪いものだと後でかなり苦労しますよ。

ファンガードを外す

通常ケースのファンを装着する場所にはファンガードが付いていますが、
このファンガードがあるために風の流れが悪くなったり、風がファンガードを通過する際に騒音を発生させます。



左だと半分くらいの面積がファンガードに埋まってますね。
右のタイプのファンガードだと最低限しか風の流れを遮らないのでこちらの方が断然良いです。

ということでファンガードを切り取ってしまいましょう。

これはスチールケースですが、ニッパでなんとか切り取れました。
頑丈なスチールケースだとそれなりの工具がないと厳しいでしょうね。
アルミだと柔らかいのでサクサクいけます。

ケース内部の空気の流れを良くする

PCの内部はパーツやケーブルでゴチャゴチャしています。
ケース前部からファンで風を送ってやっても40芯のATAケーブルが邪魔をしては効果も落ちてしまいます。

ということで風の流れの邪魔にならないように配線に工夫をします。
方法としては例えば電源ケーブルを結束バンドでまとめたり、スマートケーブルを使用するなどがあります。

上がスマートケーブル。これが結構高かったりします。下がSATAケーブル。
最近ではSATAというATAに変わる規格ができ、SATAのケーブルはかなり細くなっています。

熱い空気というのは上に行く特性を持っています。
つまりPCなら上の方にある電源の方に向かって熱い空気が流れます。
そうなると理想的なのは下の方から吸気し、上で排気するのがベストですね。

こんな感じで、ケース前面の下部にファンを設置して吸気し、電源ファンで排気するのが良いです。
後部のケースファンは大抵上の方に付いているので排気の方が良いです。
電源にも近いですし、電源から出た熱風をもう一度ケース内に取り込んだら意味無いですから。
他には使ってないPCIスロットのカバーを外すという手もあります。

また使用していない3.5or5インチベイの蓋を外してしまうのも一つの手です。
夏場はかなり効果がありますよ。

防音シート

新幹線などに使われているという防音シートを試してみました。

音的には正直そう変わりません。
コレは音を抑えるというより、ケースの防振に効果があります。
薄い鉄板のケースなどでは防振、剛性UPにかなり効果がありますよ。
別に防振ならば防音シートでなくても良いと思います。