自作ハーネス作成-1

エンジンも積めたので次はハーネス。
エイプ用のハーネスを入手したので車体とあわせてみたところ、
エイプとNSRではフレームの形状もまったく違うし、CDIなどの位置がまったく合わない(--;

そこでどうするか考えてあがった案が以下の3点。

1.エイプ用ハーネスをベースにして配線を延長
2.NSR用ハーネスを加工して合わせる
3,車体に合わせて自作する

一番簡単なのは1番。配線を延長するだけ。
2番だとCDIの配線さえどうにかすればOK。
ただしオイルポンプや水温などのエイプエンジンには必用のない配線がかなり残る。
3番だと手間はかかるが、車体に合わせたスマートな配線が可能。でも結局は殆ど1番と同じになる。

簡単な1番でいいかと思ったのですが、サービスマニュアルの配線図を見ていて気がついた。
エイプってバッテリーレス仕様で交流(AC) しか使ってないんですよ。
これは結構辛い。ヘッドライト、テールライト、ウインカのみの状態でもアイドリング時には電力不足は確実。
それならバッテリーを積んでやればいいというわけで、バッテリーを搭載できるハーネスを自作することにしました。

しかし、バッテリーは直流(DC)のため、交流(AC)のみのエイプの配線にそのまま割り込ませればいいというわけではありません。
直流用の配線を作ってやる必要があります。そうなると交流を捨てて全部直流化してしまう方が無駄がなくて判りやすい。
ヘッドライトなどもバッテリーの電力が使えれば明るくなります。

まずACジェネレーターで発電されたときは交流なのでこれを直流に変換する必要があります。
これを行うのがレクチファイア(交流→直流に変換)と呼ばれるもの。
エイプには交流で使うレギュレータ(電圧の安定化を行うもの)が付いているのですが、
実はこのレギュレータに一体化されてレクチファイア機能もついていたりします。
使っていないだけなので配線さえすればレクチファイア機能も使用できます。
今回は交流は使わないため、レギュレータは使用せずにレクチファイアのみに配線を行います。

今回はエイプのレギュレート/レクチファイアがなかったのでライブディオ用を流用というか同じ型番のものです。

本来はコネクタの出っ張っている方を上として右上のピンに黄/白を接続してレギュレート機能を使いますが、
今回は黄/白の配線を左下のピンに接続し、レクチファイアの機能を使います。
左上のピンからは直流の取り出し(DC12V出力)を行います。右下はアース。

今回の配線を行うにあたって配線図を作成してみました(クリックで拡大)

直流化して保安部品を除いた状態だとこのようになります。
メインスイッチ(キーシリンダー)はNSR、CDIはキタコのデジタルです。
キタコのデジタルCDIは直流で動くため、電源用の黒の配線が一本多くなっています。
ノーマルCDIなどは必要ありません。

今回は全機器を直流化するため、キーシリンダを直接経由して電流を流した場合、
キーシリンダがどこまで耐えられるかわからないので間にリレーが入れてあります。

リレーはライブディオのスターターリレーを流用。
左上がバッテリーを接続(赤)、左下が出力(黒)、右上がメインスイッチへ(黄)、右下がアース(緑)となります。

ホンダ系の配線色の意味は大体以下のようになります。車種によって多少違います。
主にバッテリー。バッテリーからメインスイッチとレクチファイア
メインスイッチオン時にバッテリーから電力供給など
ACジェネレータからAC用配線
ACジェネレータからDC用配線
黒/赤 ACジェネレータ→CDI。イグニッションコイルなど。
黒/黄 CDI→イグニッションコイル
黒/白 CDI→メインスイッチ
青/黄 パルスジェネレータ→CDI
緑/白 サイドスタンド→CDI
緑/黒 CDI→アース
若葉/黒 ニュートラルスイッチ
若葉 ホーン

ヘッドライトHi
ヘッドライトLo
緑/黄 ブレーキランプ
左ウインカ
右ウインカ

ケーブルとコネクタはライブディオのハーネスを分解して再利用。
バッテリーのコネクタ&ヒューズまで付いているので、バッテリーを積むには好都合です。

これでバッテリーは小型のMFタイプ(?TR4A-5系)が使用できます。

配線の接続にはコネクタとケーブルを半田付けで接続し、熱伸縮チューブで絶縁します。

コネクタくらい再利用せずにカシメて作れとも思いますが、結構コネクタ高いんですよ。

CDIのコネクタは特殊なタイプのため、エイプのハーネスから切り取りました。

キタコCDIのハーネスばらしても良かったんですが(^^;

メインスイッチのコネクタはNSRのから切り取り。多分もう使わないハズ・・・・
なんだかんだでハーネス3コ1状態に。

IGコイルは部品交換会で100円で買ったNSR250R用。

上が多分エイプ純正。下がNSR250R用。
プラグキャップをNGKに交換してエイプエンジンで使えるようにしました。
原付の定番点火チューンですね。

配線図見ながらひたすら配線。だんだん混乱してきます。


アースはエンジン近くのこの位置に取り付けました。


配線も一通り終わったので始動テスト。

キック3回ほどで無事にエンジン始動しました。
サイレンサーが大きいので排気音も案外静かなものです。

走るのに必用な基本部分はできたので、次は保安部品を取り付けていきます。

オマケ
保安部品なしで交流のみのレース用配線図(動作未確認)
多分こんな感じ?

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